令和8年(2026年)6月5日、無人航空機操縦士実地試験実施細則が改正・施行され、口述審査に新たに時間制限が設けられます。
これまで「答えられれば時間がかかっても問題なし」だった口述審査が、制限時間内に対応できるかを問う試験へと性質を変えます。本記事では改正の要点を整理します。
改正の概要
- 根拠:一等・二等無人航空機操縦士実地試験実施細則の改正(令和7年12月5日改正/国空無機第298768号)
- 施行日:令和8年6月5日
- 変更内容:これまで時間制限がなかった口述審査の各項目に、新たに制限時間が設定される
- 取り扱い:制限時間内に回答・点検・記録が完了しなかった場合、未回答・点検漏れ・記録漏れとして扱われる
口述審査の制限時間(業界報告ベース)
国土交通省が公開する改正細則(PDF)は画像形式のため、当社での本文照合はできておりません。以下は複数のドローンスクール事業者が改正細則を読み解いて公表している内容です。
受験にあたっては、必ず国土交通省公式の実施細則原文もあわせてご確認ください。
| 口述審査の科目 | 制限時間 |
|---|---|
| 飛行空域及びその他の確認 | 3分 |
| 作動前点検・作動点検 | 12分 |
| 飛行後点検・飛行後の記録 | 5分 |
評価基準の変化
従来は口述審査全体を通しての評価でしたが、新基準では「確認不足」「判断の遅れ」「説明・記載の曖昧さ」といった個別要素が採点対象として細分化されます。
単に知識があるかだけでなく、限られた時間の中で淀みなく説明できるかが問われる試験に変わります。
ESGドローン事業部の考え方
今回の改正は、実務における「時間内に的確な確認・判断・記録ができるか」
という現場感覚をより強く反映したものと捉えています。
ESGドローン事業部(JULC東京校)の講習では、知識のインプットだけでなく
時間を計った口述練習を取り入れ、本番の試験形式に近い形での練習機会を設けています。
改正後の受験を控えている方は、早めに時間配分の感覚をつかんでおくことをおすすめします。
出典:
国土交通省「二等無人航空機操縦士実地試験実施細則」(令和7年12月5日改正/国空無機第298768号)https://www.mlit.go.jp/koku/content/001971375.pdf
国土交通省「一等無人航空機操縦士実地試験実施細則」(令和7年12月5日改正/国空無機第298768号)https://www.mlit.go.jp/koku/content/001971378.pdf
口述審査の制限時間の内訳は、プロクルードローン「ドローン国家資格|2026年6月5日から試験が変わります」https://procrobo.com/blog/drone-test-revision/ 等、複数のドローンスクール事業者の報告を参照しました。
