インフラ老朽化が進む日本では、橋梁や送電線、太陽光パネルなどの点検業務にドローンを活用するケースが急増しています。従来の足場架設や有人ヘリによる点検と比べて、安全性・コスト・スピードの面で大きなメリットがあるドローン点検。この記事では、その仕事内容と必要なスキルを解説します。
ドローン点検の主な用途
橋梁点検は国土交通省が推進するドローン活用領域のひとつです。橋の下面や支柱など、人が近づきにくい箇所を高解像度カメラで撮影・記録し、損傷状況を把握します。足場を組む必要がないため、交通規制の範囲を最小限に抑えられるメリットもあります。
太陽光パネル点検では、サーモグラフィカメラ(赤外線カメラ)を搭載したドローンが活躍します。パネルの発熱異常(ホットスポット)を上空から一括で検出でき、広大な敷地の点検を短時間で完了できます。
送電線・鉄塔点検は、高所作業が難しい箇所の目視確認にドローンが使われます。電力会社や保守業者から需要が高く、専門的な飛行技術が求められる分野です。
点検業務に求められるスキルと資格
インフラ点検の多くは、発注者の要件として国家資格(無人航空機操縦者技能証明)の保有を求めるケースが増えています。また、飛行場所によっては目視外飛行や高度150m以上の飛行が必要になるため、限定解除コースの受講を検討することも重要です。
さらに、点検業務では画像データの取り扱いやレポート作成のスキルも問われます。AIを活用した点検支援ソフトウェアの普及も進んでおり、デジタルツールへの適応力も武器になります。
資格取得から点検業務への第一歩
ESG経営研究所のドローンスクールでは、インフラ点検での活用を見据えた実技訓練が受けられます。二等・一等の資格取得を通じて、現場で即戦力になれるスキルを身につけましょう。
