ESG経営研究所株式会社では、電気自動車(EV)への対応体制を整えており、輸入車や先進装備車両の修理にも日常的に対応しております。
今回は、テスラ・モデルSの左右リアフェンダーの損傷修理をご依頼いただきました。
目次
ご入庫時の状態
車両左・右それぞれのリアフェンダーに、擦過および軽度の変形が確認されました。
一見目立たない傷であっても、アルミ構造を含むEV車両においては、放置による腐食やセンサー誤作動のリスクがあります。


作業工程のご紹介
① 受け入れ・損傷確認
専用診断ツールを使用し、損傷の範囲を車両システムと連携して確認。
外板の状態だけでなく、内側の構造材やセンサー周辺に異常がないかも点検します。
② 分解・部品脱着
作業に必要な範囲でリア周辺のパーツを脱着。
EV特有の高電圧部位には注意を払いながら、安全基準に沿って作業を進めます。


③ 鈑金・パネル修正
損傷のあるリアフェンダー部分を慎重に引き出し、歪みの補正を実施。
アルミ素材への対応実績に基づき、素材に負荷をかけすぎない整形方法を採用しています。


④ 下地処理・塗装
整形後は塗装前の下地処理を丁寧に実施。
環境配慮型の塗料を使用し、純正色と遜色のない仕上がりを目指して塗装工程を行います。



⑤ 仕上げ・センサー確認
塗装硬化後、組み付けと磨き仕上げを実施。
リアバンパーやフェンダーに内蔵されるセンサー類の動作チェックも並行して行います。
⑥ 充電対応・納車前確認
作業完了後は、工場内に設置しているEV用充電器で満充電まで管理。
最終チェックでは各種センサー・警告灯の表示確認を行い、安全な状態で納車しました。

当社のEV対応体制について
ESG経営研究所株式会社では、電気自動車に対応した設備と技術スタッフを常時配置し、
車両の構造・電装に関する豊富なノウハウを活かして、正確で安心できる修理を提供しています。
- 特定整備認証取得工場
- EV専用充電設備完備
- 輸入車・高年式車の修理実績多数
お問い合わせ
EV・輸入車・先進安全装備車両の修理に関するご相談は、ESG経営研究所株式会社までお気軽にお問い合わせください。